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ITエンジニアの働き方を3つ比較|32歳家族持ちが会社員→フリーランスで月収2倍にした実例

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ITエンジニアの3つの働き方(会社員・フリーランス・派遣)をフラットに比較する記事のアイキャッチ。32歳家族持ちが両方経験した実体験ベースの比較を象徴する構成。

「このままこの会社でエンジニアを続けていて、本当に大丈夫かな」

30代に入って給料の伸びが鈍ってくると、ふと頭をよぎる問いだと思います。転職サイトを開いてみても、年収が大きく変わる求人は意外と少なくて、結局そっとブラウザを閉じる、みたいな夜もありますよね。

そこで気になり始めるのが、「会社員以外の働き方」です。

ITエンジニアの働き方は、ざっくり言うと 「会社員エンジニア」「フリーランスエンジニア」「派遣エンジニア」 の3つ。それぞれメリット・デメリットがあって、家族がいるとなおさら「どれが自分に合っているのか」が悩ましいテーマだと思います。

僕自身、32歳で会社員エンジニアからフリーランスに転向しました。会社員時代の月の手取りは32万円。今は月単価75万円・年商900万円で、独立6年目です。両方の働き方を経験した立場から、家族持ち30代エンジニアにとって本当に大事な比較ポイントだけを整理しました。

💡 結論だけ先に知りたい方へ

家族持ち30代エンジニアの現実解は、いきなり独立せず「会社員のままフリーランス案件の情報だけ先に集めておく」こと。実際にどんなエージェントが家族持ちに向いているかは、別記事でランキング形式にまとめています。

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目次(クリックで読みたいところから読めます)

ITエンジニアの働き方は3種類|会社員・フリーランス・派遣のざっくり違い

最初に、3つの働き方の「何が一番違うのか」を整理しておきます。細かい話に入る前に、雇用形態と契約のタイプで見ておくと、あとの話が一気にスッと入ってきます。

会社員エンジニア・フリーランスエンジニア・派遣エンジニアの3つの働き方を雇用形態と契約タイプで横並び比較した図。雇い主と報酬の決まり方の違いがひと目でわかる。

ざっくり比較すると、こんな感じです。

働き方契約のタイプ雇い主報酬の決まり方
会社員エンジニア雇用契約勤務先の会社月給+ボーナス
フリーランスエンジニア業務委託(準委任が中心)自分が事業主月単価×契約期間
派遣エンジニア派遣会社と雇用契約派遣会社時給×稼働時間

会社員は「会社に雇われて働く」、フリーランスは「自分が事業主として企業と契約する」、派遣は「派遣会社の社員として派遣先で働く」。立ち位置がぜんぶ違うんですよね。

ここから各働き方について、メリット・デメリットと実際の働き方の中身を順番に見ていきます。

会社員エンジニアの実態|32歳・月手取り32万だった僕のリアル

最初に「自分も8年間やっていた」会社員エンジニアの話から始めます。会社員時代の数字とリアルがあるからこそ、フリーランスとの違いがちゃんと見えてくるので。

会社員エンジニアのメリット(安定・福利厚生・社会的信用)

会社員エンジニアの強みをまとめると、こんな感じです。

  • 毎月決まった給料が振り込まれる安定感
  • 健康保険・厚生年金の会社負担(実質半額で済む)
  • 有給休暇・産休・育休などの制度が整っている
  • 住宅ローンや賃貸契約が通りやすい社会的信用
  • 教育研修・OJTでスキルアップしやすい環境

特に家族持ちにとって大きいのが、社会的信用と社会保険の部分だと思います。住宅ローンを組むときに会社員の名刺は本当に強いし、健康保険・厚生年金の保険料を会社が半分払ってくれるのは、地味だけどものすごい福利厚生です。

「給料は変わらなくても、家族の生活基盤としては安定している」というのは、それ自体がひとつの価値ですよね。

会社員エンジニアのデメリット(給料が上がらない・みなし残業の徒労感)

会社員エンジニアのデメリット4点(給与テーブルで頭打ち・みなし残業の徒労感・節税対策が狭い・案件異動を選べない)を1枚にまとめた早見カード。

会社員エンジニアの主なデメリットは、ざっくり上の4つに集約されます。ここから詳しく見ていきますね。

一方で、僕が会社員時代に一番きつかったのはここです。

  • 年収レンジが会社の給与テーブルで決まる
  • 頑張りが収入に直接反映されにくい
  • みなし残業(固定残業代)で何時間働いても給料が同じ
  • 異動や案件の希望はほぼ通らない
  • 副業禁止の企業も多く、社外で稼ぐ手段も限られる
  • 節税対策の自由度が低い(給与から天引きされる仕組みなので打ち手が少ない)

正直に言うと、僕が独立を決めた一番の理由は「みなし残業で何時間働いても給料が同じ」という静かな徒労感でした。月に30〜40時間の残業をしても、給料明細は変わらない。「頑張り損」みたいな感覚が、30代に入ってからじわじわ効いてくるんですよね。

らんこ

頑張ったぶんが時給じゃなく『社員としての評価点』に変換される感じ、わかります……あれ地味につらいですよね

地味だけど効いてくるのが「節税対策の自由度の低さ」です。会社員でできるのは現実的にふるさと納税とiDeCoくらい。所得税・住民税・社会保険料は給与から自動で天引きされるので、自分で動ける余地がほとんどないんですよね。

会社が半分負担してくれるとはいえ、毎月の給与明細で天引き額を見ては小さくため息をついていたのを今でも覚えています。フリーランスになると経費計上や所得控除の選択肢が一気に広がるので、ここの体感差はけっこう大きいです。

月手取り32万・年間434万円だった僕の体験

具体的な数字でいうと、独立直前の僕はこんな感じでした。

  • 月の手取り:32万円
  • ボーナス:25万円 × 年2回
  • 年間手取り合計:約434万円

エンジニア8年目、31〜32歳の数字としては、決して悪くないと思います。実際、世間一般から見れば「ちゃんと稼いでる会社員」の部類です。

ただ、ここから先の伸びしろがほとんど見えなかった。同じ会社に10年いるであろう先輩の給料を聞いて「あ、5年後の自分はだいたいこのくらいか」と思った瞬間が、独立を真剣に考え始めたきっかけです。

フリーランスエンジニアの実態|独立6年目で月単価75万になった話

ここからはフリーランス側の話です。会社員時代の数字と比べやすいように、できるだけ実数字で書いていきます。

フリーランスエンジニアのメリット(収入・選択権・時間)

フリーランスエンジニアのメリット5点(市場価値そのままが単価/案件を選べる/時間・場所が自由/合わない案件は更新しない/副業・個人事業も自由)を1枚にまとめた早見カード。

フリーランスエンジニアの強みをまとめるとこんな感じです。

  • 会社の給与テーブルから外れて、市場価値そのままが単価になるので収入が伸びやすい
  • 技術スタック・リモート可否・稼働日数まで、自分で案件を選べる
  • 通勤がなく、フレックス対応の案件も多いので時間と場所の自由度が高い
  • 合わない案件は更新しない、という選択肢がある
  • 副業や個人事業も自由(会社員時代の副業禁止規定がなくなる)

「フリーランスのほうが高収入」ってよく聞きますよね。でも家族持ち目線だと、本当に効いてくるのは収入の話だけじゃない。後で詳しく書きますが、通勤時間が消える・案件を選べる・精神的な余裕が増えるみたいな「収入以外のメリット」のほうが、生活の質に直結します。

フリーランスエンジニアのデメリット(不安定・確定申告・社会信用)

もちろんいいことばかりじゃないです。フリーランスのデメリットは正直にこんな感じ。

  • 契約が切れると収入もそこで途絶える
  • 健康保険・年金の自己負担が増える
  • 確定申告など事務作業を自分でやる必要がある
  • 住宅ローン・クレジットカード審査で会社員より不利
  • スキルが伸びないと単価も伸びない(完全成果主義)

それぞれ少し補足しておきます。

健康保険・年金の自己負担額の目安

会社員時代は健康保険・厚生年金の保険料を会社が半分払ってくれていましたが、フリーランスは全額自己負担になります。ざっくりの目安はこんな感じです。

  • 国民健康保険料:課税所得400万円・家族4人想定で月4〜5万円前後(東京23区の場合)
  • 国民年金日本年金機構の公表値で月17,510円(令和8年度)
  • 合計で月6〜7万円程度が「家族持ちフリーランスの社会保険料」の目安

自治体や扶養家族の数で振れ幅があるので、独立を考えるタイミングでお住まいの自治体の試算ページを一度見ておくと安心です。「国民健康保険 試算 ◯◯市」で検索するとシミュレーターが出てきます。

住宅ローン・カード審査で何が不利なのか

審査でつまずきやすいのが「収入の証明」です。会社員は源泉徴収票1枚で済みますが、フリーランスは直近の確定申告書(収受印付き)が必要になることが多い。独立1年目はそもそも確定申告書がないので、ローンや賃貸契約で書類が揃わず審査に通らないケースが出てきます。クレジットカードも独立直後は信用情報の蓄積が少なく、限度額が伸びにくいです。だからこそ「ローン・カード・賃貸は会社員のうちに済ませる」が定番の準備パターンになっています。

「スキルが伸びないと単価も伸びない」は裏返すと最大のメリット

完全成果主義はデメリットでもありますが、明確なメリットでもあります。会社員だと資格取得しても「祝い金1万円」みたいな形だけのことが多いですよね。フリーランスはスキルアップ+日々の貢献度がそのまま単価交渉の材料になるので、交渉次第で月数万円〜10万円単位で単価が上がる可能性があります。僕自身、同じ参画先で2回の単価交渉をして月+10万円(年商+120万円)を実現しました。「伸ばしたぶんが返ってくる」というのは、地味だけど大きい話です。

デメリットの多くは「会社員のうちの準備」で回避できる

フリーランスのデメリットを並べると不安になりますが、実は多くは「準備しておけば回避できる」ものです。

クレジットカードが作りにくい

独立前に作っておく。またプライベート用・事業用と分けて持っておけば確定申告が楽になるので複数所持推奨

賃貸契約住宅ローンが通りにくい

引っ越し予定、住宅ローン予定があれば済ませておく。フリーランスでも収入が安定している実績(確定申告書)があればそこまで心配しなくてよい

国民健康保険が高い

節税対策をしっかりやって課税所得を減らす

確定申告のやり方がわからず心配

エージェントによっては税理士費用などサポートしてくれる。自分でやる場合でもFreeeなどのツールを使用して指示通りにやるだけでOK

「家族持ちでフリーランス、リスク高すぎない?」と感じるのは自然です。でも実は 「会社員のうちに準備を済ませる」だけで、リスクの大半は減らせる んですよね。準備の順番は別記事にまとめているので、興味があれば併せて読んでみてください。

📌 リスクを下げるための準備の話

独立前にやっておくべき準備(クレカ・賃貸・案件確保など)は、別記事で体験ベースにまとめています。家族持ちで「飛び込むのは怖いけど情報は欲しい」という人向けです。

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月60万→75万、年商900万円までの実数字

参考までに、僕の単価の推移はこんな感じです。

会社員時代(月手取り32万円)からフリーランス独立後(月単価60万→75万円)の収入推移を時系列で表した図。年商900万円・通勤往復2.5時間ゼロ化・残業ゼロ化までを6年間の成長として示す。
時期月単価年商
独立直後(32歳)60万円約720万円
独立から1〜2年後65万円約780万円
単価交渉後70万円約840万円
現在(独立6年目・38歳)75万円約900万円

会社員時代の手取り月32万円と比べると、独立直後の段階で すでに月の入金額が約2倍 になっています。その後、同じ参画先で2回の単価交渉をして、年商で +120万円のアップを実現しました。

ここで強調しておきたいのは、「同じスキルでも、契約形態が変わるだけで報酬がここまで変わる」ということです。技術力が急に上がったわけじゃなくて、会社員の給与テーブルから外れて、市場価値そのままで契約しているから こうなるんですよね。

技術スタックも、独立時点ではややレガシーな技術しか経験がありませんでした。「モダンなフロントエンドの経験がない」「Gitもそこまで使い込んでない」みたいな状態。それでも、参画先のクライアントから「やりながら覚えればいい」と背中を押してもらって、新しい技術を案件で学びながら単価を上げてきました。

詳しくはこっちの記事で書いています。

派遣エンジニアの実態|会社員とフリーランスの中間でできること

派遣エンジニアが会社員とフリーランスの中間にあることを示し、契約期間3年上限・時給ベース・家族持ち30代の本業向きではないという特徴を視覚化した早見カード。

派遣についても整理しておきます。家族持ち30代にとっては主力の選択肢になりにくいですが、比較対象として知っておいたほうが「自分はこっちじゃないな」が見えやすくなります。

派遣エンジニアのメリット・デメリット

派遣の良いところと、しんどいところを並べるとこうなります。

メリットデメリット
期間限定の仕事を選びやすい契約期間に上限(最長3年)
派遣会社の社員として雇用契約あり案件が切れると次が見つかるまで収入ストップ
スキル別の案件が豊富時給ベースなので大幅な年収アップは難しい
派遣先を選んで働ける派遣先の都合で業務内容が変わることも

家族持ち30代エンジニアにとっては、「契約期間に上限がある」「年収レンジが会社員と大差ない」 という2点が結構大きなマイナスです。10年スパンでキャリアを設計するなら、会社員かフリーランスのどちらかに寄せたほうが現実的だと思います。

妻の1ヶ月VBA案件で感じた「派遣の向き不向き」

妻が短期で1ヶ月のVBA案件を派遣で受けたことがあります。稼働日数も希望に合わせる形で、「短期で集中して稼いですぐ次に移れる」のは派遣の魅力だと感じました。

ただこれは「家計のメインは別にあって、サブで派遣を選ぶ」というケース。家族の主力収入を派遣で支えるとなると、契約終了のたびに次が見つかるか不安になるので、家族持ちの本業としては少しキツい、というのが本音です。

3つの働き方を「年収・時間・自由度・安定」で比較

ここまで個別に見てきた3つの働き方を、家族持ち30代エンジニアにとって大事な4軸で比較してみます。

会社員・フリーランス・派遣エンジニアを年収・自由度・選択権・安定度・福利厚生の5軸で比較した一覧表。フリーランス列をハイライトし、家族持ち30代の意思決定軸を整理。
比較軸会社員フリーランス派遣
年収レンジ(30代)約500〜700万円約700〜1,000万円超約400〜500万円
通勤・時間の自由度低(出社中心)高(フルリモート可案件多数)中(派遣先による)
案件・業務の選択権低(会社の指示)高(自分で選べる)中(派遣会社経由)
収入の安定度中(契約次第)中〜低(契約期間上限あり)
福利厚生・社会的信用低(自己負担)

※年収はdodaPE-BANK各社調査の値を参考に、現場感覚を足してざっくり整理しています。

ここで僕が一番強調したいのは、「家族持ちにとっては『年収以外の3軸』こそ意思決定の本丸になる」 ということです。会社員時代の僕は、年収こそ全国平均程度だったものの、

  • 往復2.5時間の通勤(支度含む)
  • 月30〜40時間の残業(みなし残業で給料は変わらない)
  • 案件(仕事)・チームや使用技術は会社の指示で決まる

という状態で、家族との時間も、自己学習の時間も、ぜんぜん確保できていませんでした。独立して通勤がゼロになり、案件を選べるようになっただけで、生活の手触りがガラッと変わったんですよね。

らんこ

年収の数字だけ見ると会社員も悪くないように見えるけど、生活の余白の差はもっと大きいです

「収入以外で何が変わったか」を、もう少し具体的に書いておきます。

  • 通勤がゼロ:往復2.5時間が丸ごと家族との時間/自己学習の時間になった
  • 精神的なゆとり:頑張ったぶんが単価としてフィードバックされるので、徒労感が消えた
  • 仕事の選択権:合わない案件は更新しない、伸ばしたいスキルがある案件を選ぶ、ができる

このあたりは数字には出にくいけど、家族持ちで生活の質を考えるなら、年収レンジと同じくらい重要な比較軸だと思っています。

家族持ち30代エンジニアの働き方の選び方

「結局、自分はどれを選べばいいのか」。ここがいちばん気になるところですよね。家族持ちで決めきれない人に向けて、判断軸を整理しておきます。

会社員エンジニアに向いている人の特徴

会社員エンジニアに向いている人の特徴4点(住宅ローン予定・マネジメント志向・安定収入で生活設計・確定申告が苦手)を1枚にまとめた特徴カード。

最初にお伝えしておくと、フリーランス向きじゃない人がいきなり独立するのが一番危ない。会社員にしっかり向いているなら、そのまま会社員でキャリアを伸ばしたほうが家族の生活も安定します。

会社員エンジニアに向いているのはこんな人。

  • 住宅ローンを近いうちに組む予定がある
  • マネジメント職や上流工程で経験を積みたい
  • 安定した収入で生活設計をしっかり立てたい
  • 副業や転職で年収アップの余地がまだある
  • 確定申告・税金対応の事務作業が本当に嫌い

特に住宅ローンの予定がある人は、ローン審査が通ったあとに独立を検討する順番のほうが安全です。家族の住まいに関わる話は、ここを優先したほうがいいですよね。

ただし、会社員でキャリアを伸ばしていく場合でも、「自分の市場価値を一度把握しておく」のは強くおすすめしたい です。今の年収が市場相場より低ければ転職の選択肢が見えてきますし、相場どおりなら今の会社で頑張る納得感も高まります。フリーランスエージェントのカウンセリング面談は登録無料で、転職活動とは別軸で「自分のスキルだと月単価いくらか」を聞けるので、今後のモチベ維持にも役立ちます。

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴4点(市場価値で稼ぎたい・案件と技術を選びたい・通勤や残業から解放されたい・副業にも興味あり)を1枚にまとめた特徴カード。

逆にフリーランス向きだと思うのは、こんな人です。

  • 自分のスキルが市場でいくらの値が付くか試したい
  • 案件・技術を自分で選びたい
  • 通勤・残業の徒労感から解放されたい
  • 副業や独立後の小商いに興味がある
  • 多少の事務作業(確定申告など)は許容できる

僕も完全にこっちのタイプでした。「会社の評価制度の中で頑張る」ことに納得感が薄れてきていたので、フリーランスに転向してからの「成果がそのまま単価になる」感覚が、ものすごく性に合っていた感じです。

迷ったら「情報収集だけ先に動く」が現実解

それでも家族がいると、「向いてる気はするけど、いきなり独立は怖い」という気持ちが残ると思います。当然です。僕も独立直前は怖かった。

ここで現実的なのは、「会社員のうちに、フリーランス案件の情報だけ先に集めておく」 という動き方です。フリーランス向けのエージェントは登録無料で、面談で「今の自分のスキルで、月単価いくらの案件があるか」を聞けます。情報を持った状態で、もう一度自分の働き方を比較してみる、という順番がいちばん安全です。

🔍 「会社員のまま情報だけ集める」ステップ

家族持ち30代がいきなり辞めずに動くなら、まずエージェントに登録して「自分の市場価値を知るだけ」が安全策です。実際にどのエージェントが家族持ちに向いているかは、別記事で比較しています。

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30代家族持ちでも、フリーランスは現実的な選択肢になった

最後にひとつ、伝えておきたいことがあります。

企業が「業務委託・フリーランス人材」を使う場面が増えている

6年前と比べて、企業がフリーランス・業務委託の人材を活用するシーンはかなり増えました。特にIT・Web・マーケティング領域では、「必要なスキルを、必要な期間だけ、外部のプロにお願いする」という発想が当たり前になってきています。

正社員1人を採用するよりも、業務委託で即戦力に入ってもらうほうが早いし、スキルセットの調整もしやすい。企業側の事情としても、フリーランス活用は今後さらに広がっていく流れです。

つまり、エンジニア側にとっても 「フリーランス案件が見つかりにくくて困る」みたいなフェーズはもう過ぎた ということ。むしろ案件選びの選択肢が増えているので、家族持ち30代でも「リモート可・週5稼働・継続更新前提」みたいな安定寄りの案件を選びやすくなっています。

「30代でフリーランスは厳しいですか?」という質問は本当に多いんですが、6年やってきた肌感だと 「30代こそ独立の現実的な適齢期」 だと思っています。理由は別記事で書いているので良ければチェックしてください。

「会社員に戻る選択肢」を考えたことは一度もない

ちなみに僕は、独立してから 「もう一度会社員に戻る」という選択肢を真剣に考えたことが一度もないです。これは強がりじゃなくて、本当に。

業務委託先のクライアントから「うちの社員にならない?」とお声がけいただいたことは何度かあります。ありがたい話ですが、フリーランスの働き方が自分にあっていて快適だったので、その都度丁重にお断りさせていただきました。ちなみに、これで関係がぎくしゃくしたこともなく、その後も同じ参画先で気持ちよく続けています。

理由は単純で、独立して6年間で「会社員に戻ったほうがいい局面」が一度も来なかったから。単価は上がっているし、家族との時間は増えたし、案件も自分で選べている。これを手放してまで戻る理由が、特にないんですよね。

もちろん「会社員のほうが向いてるな」と感じる人もいると思います。それは全然アリだと思うし、独立してから会社員に戻る選択肢も普通にあります。大事なのは、「両方の働き方をフラットに知ったうえで、自分の納得感で決める」 ということだと思います。

会社員時代に何を考えていたかは、こちらの記事に詳しく書いています。

まとめ|働き方は「年収だけ」で選ばないほうがいい

長くなったので、最後に要点を整理します。

  • ITエンジニアの働き方は「会社員」「フリーランス」「派遣」の3種類
  • 家族持ち30代の本命は会社員 or フリーランスの2択(派遣は中間ポジション)
  • 比較軸は「年収・時間・自由度・安定」の4つを並べて見るのが大事
  • フリーランスのメリットは年収より「時間・選択権・精神的余裕」のほうが大きい
  • 家族持ちでも、独立前の準備(クレカ・賃貸・案件確保)でリスクは大きく下がる
  • 迷うなら「会社員のままエージェント面談で情報だけ集める」が現実解

僕自身、会社員時代は「生活できないわけじゃないけど、なんだか満たされない」状態が長く続いていました。月手取り32万円・年間434万円という数字は暮らす分にはなんとかやっていけるけど、貯金や投資に資金を回すのは結構キツイです。

勇気を出して踏み切ったのは「入ってくるお金を増やしたい」「自分のキャリアの主導権を、自分で握りたい」という気持ちが大きかったからです。

独立してから6年、月単価は60万→75万に上がって、家族との時間も増えました。完璧な選択肢じゃないけど、僕にとっては正解だったと思っています。

この記事を読んでいるあなたが、「会社員のまま」「フリーランスに動く」「派遣で柔軟に」のどれを選ぶにしても、年収だけで決めず、生活の手触りまで含めて比較する のがいちばん大事です。

参考になっていたら嬉しいです。

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家族持ち30代エンジニアが最初に登録するなら、案件数国内最大級のレバテックフリーランスが安全策です。「今の自分のスキルだと月単価いくらか」を面談で聞くだけでも、働き方の比較軸が一気に変わります。家族持ち目線でのエージェント比較は別記事にまとめています。

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家族持ち向け5選の比較記事を読む

ITエンジニアの3つの働き方(会社員・フリーランス・派遣)をフラットに比較する記事のアイキャッチ。32歳家族持ちが両方経験した実体験ベースの比較を象徴する構成。

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