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エンジニアのスキルシートの書き方|項目別の記入例とNG例

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「スキルシートって、結局どう書けばいいんだろう」

エージェントからひな型を受け取ったり、公式テンプレートを開いたりしても、空欄を前にすると「何を、どこまで書けばいいのか」で手が止まりがちです。

この記事では、フリーランスエンジニアとして案件を探すときに使うスキルシートについて、項目別の書き方と架空の記入例、そしてやりがちなNG例と改善例をまとめました。手元にあるエージェントの正式なひな型を、この記事を見ながらそのまま埋めていけることをゴールにしています。

目次(クリックで読みたいところから読めます)

スキルシートとは?職務経歴書との違い

スキルシートと職務経歴書の違いを示した対比図

スキルシートは、これまで担当したプロジェクトごとに使用技術・役割・実績をまとめた、いわば技術版の営業資料です。企業の担当者が最初に目を通す書類で、ここで「会ってみたい」と思わせられるかどうかが、商談に進めるかどうかの分かれ目になります。

スキルシートは、技術職の就職・転職やフリーランス案件への応募で使われる経歴書です。職務経歴書よりも、使用技術・担当工程・プロジェクト経験を具体的に示す役割が強い書類です。
フォーマットに厳密な決まりはありませんが、エージェントからひな型や記入例の案内があれば、それを優先してください。

まとめると、スキルシートは「経歴・スキル」に「基本情報」と「自己PR」をまとめた書類だと考えておけば十分です。

書き始める前に用意する情報

書き始める前に、次の3つを手元に集めておくと作業がぐっと早く進みます。

記入前にそろえる情報
  • 担当したプロジェクトごとの期間・業務内容・役割・チーム規模
  • 使用した言語・DB・サーバOS・フレームワーク・ツール、担当した工程(要件定義〜運用のどこまで関わったか)
  • 資格の正式名称、ポートフォリオ(公開しているサービス・アプリ、技術ブログ、GitHubなど)のURL

これらは記憶だけで書こうとすると抜けが出やすいので、案件ごとにメモ帳やスプレッドシートに箇条書きで洗い出してから、エージェントの正式なひな型に転記していくのがおすすめです。

レバテックフリーランスでは、職種別にスキルシートのテンプレートと記入例を用意しています。どのひな型を使えばいいか迷う場合は、まず登録して自分の職種や経験を伝え、使うひな型と記入する項目を担当者に確認すると進めやすいです。

自分の職種に合うひな型から、書き始めましょう

空欄を自己流で埋める前に、レバテックフリーランスへ登録して、使用するひな型や書き方を相談してみてください。

レバテックフリーランスに無料登録する →

※ひな型や相談できる内容は、登録後に担当者へ確認してください。

エンジニアのスキルシートに必要な項目

スキルシートは、大きく分けると3つのブロックで構成されます。

ブロック主な記載項目
基本情報氏名、最寄駅、資格など(使用するひな型に従う)
自己PR得意技術、得意業務、自己PR文
経歴・スキル期間、業務内容、役割・チーム規模、使用言語・DB・OS・FW・ツール、担当工程

このうち企業の担当者が最も時間をかけて読むのは「経歴・スキル」です。今のプロジェクトと技術・経験がマッチしそうかを、担当者はここで判断します。次の章で、この3ブロックを実際にどう埋めるか、架空の記入例を使って見ていきます。

項目別の書き方と記入例

スキルシートの基本情報・自己PR・経歴スキルの架空記入例

以下は架空の記入例です。誰か実在の人物のスキルシートをそのまま載せているわけではなく、PHPを中心にしたSE経験(PHP5系まで、Zend Framework、MySQL5系まで、Linuxの基本コマンド操作、Subversionでのバージョン管理)を素材に、書き方の参考用として作りました。

基本情報の記入例

実際の入力時は、使用するひな型の項目を優先してください。

項目記入例
氏名山田 太郎(架空)
年齢満32歳
学歴○○大学△△学部 卒業
資格基本情報技術者試験
最寄駅JR渋谷駅

基本情報は迷うところが少ない欄です。資格だけは略称ではなく正式名称で書きます。

自己PRの記入例

業務系Webサービスの開発において、要件定義から実装、テストまでを一通り経験しています。直近ではECサイトの新規開発にSE兼PHPエンジニアとして参画し、既存システムの制約を踏まえた設計と、運用チームへの引き継ぎまでを担当しました。担当外の工程でも仕様の背景を確認してから実装するよう心がけており、手戻りの少なさを評価いただくことが多いです。

自己PRは何もないところから書こうとすると詰まります。次の手順で組み立てると進めやすいです。

  1. これまでの業務・スキルを、細かいことでもいいのでとにかく洗い出す
  2. 洗い出した項目を関連性でグループ分けする
  3. グループが多ければ優先度をつけて絞り込む
  4. グループごとに文章化してつなげる

経歴・スキルの記入例

項目記入例
期間2019年4月〜2020年3月(12ヶ月)
業務内容ECサイトの新規開発。要件定義・実装・テストを担当
役割・規模メンバー(開発5名、デザイナー1名)
使用言語PHP(〜5系)、JavaScript
DBMySQL(〜5系)
サーバOSLinux(基本コマンド操作)
FW/MW/ツールZend Framework、Subversion
担当工程要件定義・設計・実装・テスト

経歴は新しいものが上に来るように、日付の逆順で並べます。プロジェクト名や規模が守秘義務にあたる場合は、「ECサービスの開発」「開発メンバー約5名」のようにボカして書けば問題ありません。

書類で伝わりにくいNG例と改善例

同じ経験でも、書き方ひとつで伝わり方が変わります。

NG例改善例
PHPが使えますPHP5系でECサイトのバックエンド開発を担当。要件定義からテストまで一通り経験
○○株式会社のシステム開発を担当ECサービスの新規開発を担当(守秘義務のため企業名は伏せる)
コミュニケーション能力があります週次の仕様確認をステークホルダーと直接すり合わせ、手戻りを減らす動き方を心がけていた
特にやりたい技術はありません○○のフレームワークに関心があり、個人で小さなアプリを作って試している

NG例に共通しているのは、技術名や能力を単語だけで並べていることです。「その技術を使って何をしたか」「どんな役割を果たしたか」まで書くと、同じ経験でも一気に具体性が増します。

レガシー技術・経験が浅い場合の見せ方

「モダンな技術の経験がないと不利では」と感じる人は多いと思いますが、僕自身の経験からいうとそうとは言い切れません。

僕が独立した時点で経験があったのはPHP5系まで、Zend Framework、Java、jQuery、MySQL5系まで、Linuxの基本コマンド操作、Subversionでのバージョン管理程度でした。Git・GitHub、AWSなどのクラウド、Docker、Vue・Reactといったフロントエンド、PHP5系より新しいバージョンは、独立する時点ではすべて未経験でした。

商談ではその未経験部分を隠さず正直に伝えました。返ってきたのは「初めての技術やGit操作はやりながら覚えればいい」という言葉です。実際、参画後にFuelPHP、Symfony、AWS、Git・GitHub、PHP8系、Vue、Docker、Pythonなどは現場と独学で身につけていきました。

らんこ

経験の有無より、正直さと伸びしろの見せ方が大事なんですね

経験が浅い、またはレガシー技術中心の場合は、次の2点を意識すると見え方が変わります。

  • 担当した工程を具体的に書く(設計から関わったのか、実装だけか、運用まで見たのか)
  • 興味のある技術について、実際に試した行動を書く(教材で学習した、個人で小さく作ってみた、など)

「経験がない」だけで終わらせず、「今どこまでやっているか」まで書くのがポイントです。

提出前チェックリスト

完成したスキルシートは、提出前に次の項目を確認します。

提出前の最終チェック
  • 経歴が日付の新しい順に並んでいるか
  • 企業名やプロジェクト規模など、守秘義務に触れる書き方をしていないか
  • 数字で言えるところ(期間、チーム規模、担当範囲)を定量的に書けているか
  • 担当した工程が一目でわかるか
  • 誤字・脱字がないか(一度、声に出して読むと見つけやすいです)

完成したらエージェントに確認してもらう

スキルシートが完成したら、提出する前にエージェントの担当者に見てもらうのがおすすめです。

僕自身、独立前にやった営業活動と呼べることは、職務経歴書の作成と面談だけでした。エージェントに登録した当日だけで5件ほど、最初に紹介を受けた案件は合わせて10件以上。そのうち実際に商談まで進んだのは2〜3社で、書類選考で通らなかった案件もありました。この書き方をしたから通った、と因果関係を断定するつもりはありませんが、少なくとも「スキルシートさえ用意すれば、あとはエージェントが動いてくれる」という感覚は実感として持っています。

完成度に不安が残る場合は、提出前にエージェントへ書き方や改善点を相談できるか確認してください。レバテックフリーランス公式も、スキルシートの書き方が不安な人向けに相談導線を案内しています。

面談・商談がどんな流れで進むかは、レバテックフリーランスの面談はどんな感じ?実際に受けた流れと準備すべきことでも書いています。「実務経験が何年からエージェントに相談できるのか」が気になる人は、レバテックフリーランスの経験年数は何年から?も参考にしてください。

「自分の技術力で通用するのか」という不安がある人は、フリーランスエンジニアに必要な技術力は?現場で通用する人・しない人で、モダンな技術の有無より何が評価されるかを書いています。

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フリーランスエンジニアへの転職について、「失敗しないフリーランスエンジニアのなり方完全ガイド」で全手順を解説しているので合わせてご覧ください。

「初めてフリーランスエンジニアになるときにオススメのエージェント」を以下の記事で紹介していますのでこちらもどうぞ。

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