フリーランスエージェントは何社登録すべき?家族持ちエンジニアが最初は2社にした理由

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フリーランスに興味を持ち、フリーランスエージェントというものを知ったとき疑問に思うことがあります。

「フリーランスエージェントって、何社くらい登録するものなんだろう」

実はこれ、家族持ちで会社員をやりながらフリーランス転向の準備を進めている場合は明確な答えがあります。

「1社で十分?」
「引っ越しの相見積もりのようにできるだけたくさん登録して比較した方が有利?」

いいえ、ズバリ最適なのは2社です。というか、現実的な話2社までが管理の限界です。

僕は32歳・妻子ありの状態でフリーランスに転向しました。最初に登録したのは2社です。

なぜ2社だったのか。正直に言うと「2社がベストだと確信していたから」ではありません。増やした方がいいのかな・・・と思ったこともありますが、会社員をやりながら対応できる限界が2社だった、というのが本当のところです。

ただ、結果的にこの判断は正解でした。この記事では、その理由を書いていきます。

目次(クリックで読みたいところから読めます)

フリーランスエージェント1社だけの登録が危ない理由

フリーランスエージェントに登録しようと思ったとき、最初に浮かぶのは「とりあえず一番大手のところに1社登録しておけばいいかな」ですよね。

僕もそう思っていました。

でも、実際にやってみると、1社だけで進めるのは思った以上にリスクがあります。

リスク①:見える案件が偏る

エージェントごとに持っている案件が異なるため出てくるリスクです。

エージェントのA社が持っている案件とB社が持っている案件はかなり違います。

僕の場合も1社目から何件か案件を紹介していただいたあと、2社目に登録したら全く別の案件が出てきて、そっちの方が条件が良かったなんてこともありました。最初の1社だけで決めていたらこの案件には出会えていません。

リスク②:単価が適正かどうかわからない

マージン率(仲介手数料)を非公開にしているエージェントは多いので、1社だけだと「この金額が自分の市場価値なのか」を判断する材料がありません。

僕はエージェント間で月単価に5〜10万円の差が出ました。年間で60〜120万円の差です。これを知らずに安い方で決めてしまうのと、複数比較した上で自分で選ぶのでは大きく差がでます。

リスク③:担当者と相性が合わなかったとき、逃げ場がない

エージェントの担当者は案件紹介から単価交渉まで全部やってくれる存在です。だからこそ相性が合わないとストレスが大きくなります。

たとえば、

「リモート希望って言ったのに常駐案件ばかり紹介される」
「こちらの質問に対する返信が3日後」
「面談で話した希望条件がまるで反映されていない」

こういうことは普通に起きます。1社しか登録していないと、我慢するか、ゼロからやり直すかの二択。。必ずこういう状況になるわけじゃありませんが、当たっちゃったらかなーりキツイです。

エージェントは何社登録すべきか

複数登録しすぎると逆に失敗する理由

「そっか、1社が危ないならたくさん登録すればいいのか。4社、いや5社と登録すればそれだけ案件も増えて安心・・・」

……と思いますよね。僕も一瞬そう考えました。

エージェントの登録数が増えると何が変わるか、それは管理・スケジュール面の負荷です。これが準備期間のしんどさを大きく左右します。特に家族や子どもがいて時間が限られている人にとっては大きな負担になります。

実際にエージェントに登録するとわかるんですが、登録した瞬間から「やること」が一気に増えます。

  • 担当者との面談
  • スキルシートの作成
  • 案件情報の確認、返信
  • 商談の日程調整
  • …etc

これを登録した社数の分だけ並行して回すことになる。

仮に登録エージェントが2社でも、各社から5件ずつ案件紹介があったら10案件目を通して気に入ったものはどれか、気に入らない理由はなにかを担当者に伝え、と結構忙しいです。これがエージェント4社とかになったら・・・もうわかりますよね?

会社が終わって帰宅後にこの作業をするのは骨が折れます。商談日程の調整まで入ると、ガチで時間が足りなくなります。正直2社でギリギリです。

僕が3社以上登録していたら、必然優先度が低いエージェントとのやりとりがおざなりになって、自分にもエージェントにも得がない状態になっていただろうと思います。

登録者数と管理負荷のイメージ

それだけではありません。登録社数が増えると、もっと直接的なトラブルが起きます。

二重応募で信用を一発で失う

二重応募とは?
複数のエージェント経由で同じ企業の案件に応募してしまうこと。クライアント、エージェントとの関係が壊れるリスクがある。

たとえばA社経由で応募した企業の案件が、B社からも紹介されて「良さそうだな」とうっかりそちらからも応募してしまうことです。

クライアント企業からすると同じ人が別ルートで2回応募してきた。「この人、管理ができないな」と判断されてしまいます。また、エージェントとしても他社経由で同じ案件に応募すると最悪関係が壊れて、案件自体が流れますし、その後の紹介にも影響します。

2社なら、「この企業にはA社経由で出した」くらいの管理は頭の中でできます。でも4〜5社になると、まず間違いなく混乱します。

対策は、応募した案件を企業名・エージェント名をスプレッドシートなどに記録しておくこと。 これは2社でもやっておいた方が安心します。

担当者に「本気じゃない」と思われて優先度を下げられる

エージェントの担当者は、こちらのために案件を探してくれています。でも3社、4社と増えると、どうしても自分の中で優先度が低くなり対応が後回しになるエージェントが出てきます。

  • 返信が遅い
  • 面談をリスケし続ける
  • 提案された案件をちゃんと見ない

こうなると担当者も人間なので「この人は優先度低いな」と判断します。結果、いい案件が回ってこなくなり、たくさん登録したのにどのエージェントからも本気の提案をもらえない本末転倒状態になります。

「3社以上が普通」のデータを鵜呑みにしてはいけない

ここで一つ、よく引用されるデータの話をします。

フリーランス協会の「フリーランス白書2023」によると、エージェントを3社以上掛け持ちしている人が全体の25.1%で最多。この数字だけ見ると「3社以上が普通なのか」と思うかもしれません。

ただこれ、フリーランスとしてすでに活動している人のデータなんです。

  • すでにフリーランスとして案件をこなしていて
  • 業界のこともわかっていて
  • エージェントとのやりとりにも慣れている

こういう人が3社使い分けています。フリーランス転向初期の、「会社員をやりながら準備している人」の話とは前提が違います。

僕自身、3社目を追加したのはフリーランスになってから1年後です。フリーランス生活に慣れて、時間の使い方もわかった頃、他のエージェントではどんな案件があるのかな?って思ったぐらい。

最初から3社はきっと無理でした。でも慣れてから3社目を登録すれば、追加で登録したエージェントだけ気にすればいいので負荷が全然違います。

だから、「最初は2社。慣れたら増やす」が現実的です。

2社の選び方。「総合型+自分の軸」が鉄板

ここまで読んで「2社が良さそう」なのはお伝えした通りです。次は「じゃあどういう基準で2社を選ぶのか」ですよね?

僕の考えはシンプルで、「総合型1社 + 自分の優先軸に強い1社」です。

2社選ぶときのおすすめパターン

1社目:案件数が多い総合型エージェント

転向初期に一番大事なのは「まず1件目の案件を決める」こと。案件の母数が多ければ、それだけ自分に合うものに出会える確率が上がります。まずは案件数が多い有名なエージェントに登録しておかないと、そもそも選択肢が少なくて身動きが取れなくなります。

2社目:自分が一番重視するポイントに強いエージェント

たとえば、

「妻と子どもがいるからフリーランスでも保障が手厚い方がいい」なら福利厚生に強いエージェント。

「とにかく手取りを増やしたい」なら高単価案件に強いところ。

「初めてだから長期で安定した案件がいい」なら継続案件に強いところ。

ここは人によって違います。

僕の場合:レバテック+リモート特化の2社

僕は登録1社目はレバテックフリーランスでした。業界最大手で案件数が圧倒的に多く、リモート案件も豊富。まずここを押さえておけばだいたいのことはわかるだろう、とフワっとしたノリで登録した覚えがあります。

2社目はリモート案件に特化したエージェントを選びました。僕はとにかく通勤時間が嫌いだったのと、子供と過ごす時間を増やしたくて在宅で働ける案件の選択肢を少しでも増やしたかったんです。

結果的にメインで使ったのはレバテックでしたが2社目があったおかげで「レバテックから提示された単価が妥当なのかどうか」を判断する物差しにもできました。

「でも、総合型ってどこ? 自分の優先軸に合うエージェントって具体的にどれ?」

そう思いますよね。

具体的にどの2社を選ぶか? おすすめの組み合わせパターン

具体的にどのエージェントを選ぶかは、別の記事で詳しくまとめています。僕が実際に使ったエージェントをもとに、3つのパターンに整理しました。

  • 「まず動きたい」人向けの組み合わせ
  • 「家族がいるから安定重視」の人向けの組み合わせ
  • 「とにかく単価を上げたい」人向けの組み合わせ

「自分はどれだろう?」と思ったら、こちらを読んでみてください。

おすすめフリーランスエージェント5選|あなたに合う組み合わせがわかる

まとめ:悩む時間が一番もったいない

フリーランスエージェント、何社に登録すべきか。

僕の答えは、フリーランス転向初期は2社です。

1社だと案件が偏り、単価の比較もできず、担当者との相性リスクも抱えたまま。かといって3社以上は、家族持ちで時間が限られる中では管理が追いつかなくなる。

2社なら、比較と管理のバランスがちょうどいい。まず「総合型+自分の軸に強い1社」で始めて、慣れてきたら3社目を追加する。僕はこのやり方で月単価60万円の案件を獲得して、会社員時代の手取りから月収がほぼ倍になりましたし、今でも単価は上がり続けています。

「何社にしよう」と悩んでいる時間が、正直一番もったいない。案件は実際に見てみないとわからないことだらけです。

まだどのエージェントにするか決まっていない方は、まず1社目にレバテックフリーランスに登録しておくのは間違いないです。案件数が業界最多クラスで、カウンセリングも無料。面談した日に案件を見せてもらえるので、自分の市場価値がすぐわかります。

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2社目をどこにするかは、以下の記事で選び方を含めて比較していますので参考にしてみてください。

おすすめフリーランスエージェント5選|30代家族持ちエンジニアが本音で比較

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